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16の鉄則

老化を促進する8つの原因をとりのぞくための知恵が16個あります。

▼若さを保つ16の知恵
 ①自分の最低食事量を知る
   ……基礎代謝量の測定
 ②食事のカロリーを覚える
   ……食事必要カロリー量の知識
 ③活動によるカロリー消費量を覚える
   ……活動カロリー量の知識
 ④正しい食生活をする
   ……現代栄養学知識の実践
 ⑤老化防止食品を食べる
   ……母乳の特殊成分の摂取
 ⑥ストレスとうまくつきあう
   ……快適ストレス
 ⑦心を落ち着かせる方法論を学ぶ
   ……自己コントロール法の修得
 ⑧不規則な生活をしない
   ……規則正しい生活
 ⑨肝臓をいたわる
   ……解毒機能の強化
 ⑩有毒なものを口にしない
   ……生体異物摂取の低減
 ⑪風邪をひかない
   ……免疫能力の維持
 ⑫植物油を控える
   ……変敗油の摂取阻止
 ⑬乳酸菌、食物繊維を食べる
   ……腸内菌叢の改善
 ⑭快適な住衣環境をつくる
   ……生活環境の改善
 ⑮関節を動かす
   ……ストレッチ体操
 ⑯足をよく使う
   ……個人に適した運動

全部で16ありますが、ぜんぶを実行できなくても心配ありません。60%実行するだけで、あなたの老化速度は確実に遅くなり、太り過ぎの人はやせ、やせ過ぎの人は太り、誰も体がよいほうへと変化しはじめたことに気がつくはずです。

第二の青春の計画づくりに、なぜ老化防止の知恵が出てくるか、あなたは疑問に思われたかもしれませんが、どんな素晴らしい計画をたてても、体のほうがそれについて行かなくては、絵に描いた餅になってしまいます。

これから旅行に出ようというとき、病気になったらどうしますか。中止せざるを得ないはずです。だから第二の青春ドラマのシナリオプランの第一ページは「ビューティフル・エイジングの実践」の文字を書き記さねばならないのです。

これで用意はできました。あとは思いのままに自分がヒロインのドラマをつくってみてください。筋書きの前提はいままで生きてきたあなたの人生です。いままでの人生が「素晴らしい」と思えるなら、なおさら素晴らしくなるような筋書きにすればいいでしょう。

いままで何も考えなくても、これだけの素敵な人生を過ごしてこられたのだから、いまのままで大丈夫とお考えですか。でも油断大敵という言葉もありますよ。いくら過去が素晴らしくても「おわり悪ければすべて悪し」という言葉もあります。

こんな話をご存知ですか。ある熱心なクリスチャンの男性がいました。彼は、聖書の教えに100%忠実に暮していました。「あの人だけは天国に行くのは間違いない」みんなそうウワサしあっていました。

あるとき新品の靴を履いて町へ出たら、つまずいてぬかるみにころんで靴も服も台無しにしてしまいました。「チェ、なんてシイてないんだ」。そのあと彼は思わず神をのろう一言を口走ってしまいました。運が悪いことに、その瞬間彼は心臓マヒであの世行き。神をののしったことをわびるお祈りをする暇もなく。こうして彼は地獄行きとなりました。


pp.67-70.