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「若く見える」「老けて見える」の科学的根拠
「老化制御の技術」を駆使すると、どのくらい老化を遅らせられるかというと、四十五歳で若い人は三十代後半に見えるようになります。暦年齢に比べてマイナス六歳の若さに戻ることは誰にも保証できる。うまくいく人はもっと若返ることも可能です。
小学校や中学校の同窓会がたまに開かれて、何十年ぶりで級友に会ってみると、あつと蹄く変化をしているものです。暦年齢は四十五歳なのに、どうみても五十代にしか見えない人がいる。そうかと思えばまだ三十代の若さを保っている人もいます。
この差をプラスとマイナスで考えてみると、ゆうに十歳以上の開きになるでしょう。だから老化制御で六歳若返れば、同年配で病的老化の道をたどっている人との差は十歳以上になります。この差は高齢になるほど大きくなってくるので、これからの時代は「老化制御」ということを真剣に考えねばなりません。
「若く見える」「老けて見える」というのはあくまで外見から受ける印象で、科学的根拠がないと思われるかも知れませんが、そうではありません。ごく最近その研究が行なわれ、次のような興味深い調査結果が発表されました。
三十歳から八十歳の男女約八○○人を対象に、見掛けの年齢(主に顔でみた)をチェックし、実際の年齢(暦年齢)との差をチェックして「年齢相応群」「若作り群」「老け群」の三つのグループに分け綿密な健康診断を行なったのです(日本医科大研究グループ)。その結果判明したのは「若作り群」は肉体的にも若く、「老け群」は平均以上に老化が進んでいたことです。この結果だけ訊くと、何だか当り前のようですが、いままで見掛け年齢でこのような調査をしたことはなかったそうで、その意味でもなかなか興味深い研究だと思います。いままで経験的に理解していた見掛けの年齢が、じっは見掛けだけでなく、正しくその人の老化度をあらわしていることが科学的にはっきりしたからです。
pp.19-20.