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ヒロインの気持ちで生きる

人生ドラマで自分がヒロインになるにはどうしたらいいでしょうか。

そのためにはまず第一に、「自分を好きになる」ことです。自分がきらいな人は、自分で書くドラマで良いヒロインをつくり出すことはできません。

第二は、「自分の望む筋立てを考える」ことです。だれでも「ああなりたい」「こうしたい」という願望をもっています。その願望を大胆にとり込んだドラマの筋をつくるのです。

かりに「ビューティフル・エイジング」という題名のドラマをつくるとします。そのとき、あなたは自分が年をとって醜く老いていく姿を描きたいと思うでしょうか。そんなことはないはずです。

あなたは自分が年とともに魅力的な女になっていくような筋立てにするでしょう。ドラマの筋立てをつくるときは、思いきり自分本位につくる。これがいちばん大切な点です。たとえ他人から笑われてもいいのです。この筋立てはあなた以外には決して知られることはないのですから。

第三は、「筋書きどおりに演じる」ことです。どんなに素敵なドラマをつくっても、誰も減じてくれなければ日の目を見ません。あなたは自分がヒロインのドラマをつくったのですから、それを自分で演じなければならないのです。

じつをいえば、いままで述べてきた第一の「自分を好きになること」と「自分の望む筋立てのドラマをつくる」ことは、多くの人がやっていることです。子供のころから拙く人生の夢、願望はみんなこれです。ところが第三の「筋書きどおり演じる」ことまでする人は意外に少ないもので、ほとんどはドラマの筋をつくる段階まででストップしてしまいます。人が夢や願望を抱きながら、それをなかなか叶えられないのはせっかく素敵なドラマをつくっても、それを自らが演じないからです。演じればそれは現実のものになる可能性が生まれますが、演じなければ永遠に夢で終わってしまいます。自分の望むことを夢で終わらせていいのでしょうか。


pp.58-60.